フォルダブルの基本

カルトナージュには四隅を折り起こしてリボンで結ぶ「リボントレー」が知名ですが、ワンタッチで起ちあがる外形で、折り起こしと折りたたみを一体にした構造をフォルダブル(foldable)といいます。

エトワール・トレイ

『布箱の製図学』には、正五角形に内接する星形(五芒星)から星形フォルムの器皿(きべい)に展開する「エトワール・トレイ」の製図法を収録していますが、フォルダブルには立体にしたときのフォルムを固定できない短所があり、折っても開いてもよいようにフォルダブルの構造保持(ストラクチャー)を一工夫しなければならないのです。リボンで結ぶのもそのためで、折り起こしたカルトンが反発によって外に広がろうとするため、最適なフォルムにするためにどういう方法で固定するのかを形と製図の視点で考察しています。

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【名称】Etoile plateau
【内容】ver03-2023
【対象】カルトナージュ製図1〜布箱の製図学(参加者限定)
【体裁】PDF版(7MB/B5判タテ/フルカラー20頁)
【改訂】2023年11月14日
【初版】2012年05月23日


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