Fiore cup & tumbler
2014年に発表したフィオレカップの図法をバージョンアップしました。花弁を象形したカップ型カルトナージュは、横に広がった図形を基底に用いるのとは違い、カップのフォルムで花弁を構成するものです。花弁に模した形は「二等円卵形」のオーバル図案です。
組み付け型にバージョンアップ
オリジナル型はカップ形状にするために、円形底から折り曲げて成形していました。2枚で一組の花弁を組み合わせた展開図で、折り組み上げする従来のカルトナージュにはない難しい作り方です。製図よりも組み上げ方が難しいモチーフでした。
そこで、『オーバルの製図学』に改訂したこともあり、基底に側面を組み付ける作りやすい形にバージョンアップしました。
ver.2024では、円錐台形に加えて円筒形のフォルムを基礎図法として追加しています。初級レベルでは、単一のオーバルフィンを作図するだけで組み上がる円筒形(シリンダー型フィオレカップ)。中・上級レベルでは、円錐台形(タンブラー型フィオレカップ)です。
【名称】Fiore cup&tumbler
【内容】ver.2024
【対象】カルトナージュ製図2〜オーバルの製図学(参加者限定)
【体裁】PDF版(2MB/B5判タテ/フルカラー25頁)
【初版】2024年12月3日