初夢梅形小箱
江戸時代の後期頃、四季を感じとるよう庶民文化の中で用いられてきた梅花の形。末広がる横見の梅花を、帯芯を使って梅形の小箱に仕立てました。花形の象徴的なメッセージを、絵巻きのような意匠に捉えたカルトナージュの掛け飾り『初夢梅形小箱』(はつゆめうめがたこばこ)です。
印籠式合わせ蓋箱
小箱は横長に扁平した梅花の形です。表装の花弁をそれぞれ化粧裁ちして立体感をだすために、花弁の配置を考えた製図をしています。内装は、梅色の絹を使って控えめな上品さを演出し、帯芯の色彩で糸取りした房飾りを、縁起のよい吉祥結びで設えています。

