タッセル結びの止め上げ方
タッセルで結んだ糸や紐が解けないようにする対処法は、結んだ糸や紐の糸始末をする「結びの止め上げ」です。タッセルづくりの経験から有効な3つの対処法についてです。
タッセル結びで気をつけるポイント
タッセルづくりで対処しておかなければならないのが「糸の解け」と「糸抜け」です。ソフト型のタッセルでは、房糸が抜けるとスカートの形が崩壊してしまいます。このような原因は本体の束ね方や結び方そのものにもあるのですが、結んだ後の糸始末で防ぐことができます。
下巻きと上巻きを用いる
結束する房糸を締着するための「下巻き」と、房全体を結束する「上巻き」を用います。この2段階の結束でも糸抜けしなくなります。


結び目への接着
下巻きは細く強い糸で結束しますが、結び上げた結び目をできるだけ小さく整えてカットするために、結び目に必ず接着剤をニードルで塗布して固めます。仕上げの結び上げは、紐端を切り落とすと化繊紐なら切ったところから撚り戻ってしまうので、切り口に必ず接着剤をニードルで塗布してカットします。
結び上げの紐始末
意匠結束の定番ホイッピングは4重巻き以上で用いるため、二重や三重では結び上げても解けやすくなり、結び目も膨らんでしまいます。そこで、結び上げた紐を房糸の中にしまい込んで隠してしまいます。タッセルではよく使う方法とされていますが、原則はしっかり房糸の密度を高めて束ねるため、紐を通しにくく、糸色が異なる場合に見えたり、通し方が甘いと抜け出たりするためケースバイケースで用いましょう。

