binding

バインディングの基礎技術

タッセルの糸を束ねる基礎技術の要点

 タッセルづくりにおけるバインディングとは「タッセルの束ね方」のことです。タッセルを組み立てるために、房糸の部位を縛って束ねたり、留めて固定する一連の作業をいいます。タッセルの形に組み上げてくための、接合を強く意識した装束テクニックを意味するものです。一般に広い意味で「タッセルの結び方」と混同されますが、結び方は束ね方の接合方法になるため、分けて考える必要があります。

房を束ねるバインド方法
 タッセルをバインドするためには、ノット(結び目)とバインド(縛り)を連携させることが必要です。基本的なワンピース型ソフトタッセルの一つ、バインディングヘッド型のタッセルでは、タッセルのヘッド部分の頂上をハンギングコードで束ねる手法を用います。その際、ループしたコードをどのようにしてヘッドに接合し、房を束ねるかが課題です。コードはループさせて結節をつくり、ハンギングの起点をつくります。次に、コードの起点からヘッドを束ねることになります。そうすると、バインディングには、コードに結節をつくるノット(結び目)と、房を束ねて固定するバインド(縛り方)を連携して行うことになるわけです。房を束ねるバインド方法は、引き締めて動かないようにする締着法を用います。このようにバインディングは、タッセルの形態に応じた適切な方法を選択することが重要です。

縛り(束に縛って固定)→留め(縛った結び目の固定)
 バインディングは、正確なタッセルの形に整えてこその縛り方でなければなりません。まとめる、揃える、留める、固定する等、バインド方法の長所・短所によって効果が異なるからです。

  • binding1

編集履歴
第一版公開:2014.02.18
第二版公開:2015.02.28