タッセル&カルトナージュ「幸せの感嘆符」  Contemporary Japanese Tassel and Cartonnage
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タイイング

タイイングの要素技術

タッセルを形成していく構成力

 タイイングとは、タッセルづくりを構成していくために必要な技術のことです。タイイング(結びつける)と称するだけあって、タッセルづくりは形を結びつける仕組みとしての要素技術があります。タッセルのイメージ形成も重要ですが、それ以上にどのような形に糸を束ねたらよいかを考えたり、表現としてふさわしい方向を探ったりすることが大切です。


タッセルの仕組みをデザインする

 タイイングは、タッセルを成り立たせる技術の集まりと組み合わせです。タッセルづくりのプロセス(図表)には、メソッド(method)として代表的な各技術を体系づけています。さらに各工程には、タッセルづくりを進めていく中で、一つの工程の中で必要になる技術を位置づけています。例えば、素材選び(material)の工程は、材料を取り扱う技術が必要であり、撚り・紐(cording)の工程では、撚糸にしていく加工技術が必要です。また、巻き・束ね(spooling)工程は、糸を束にするための整経技術を元にして糸を引き揃え、フォルム形成(bind and tied)工程で、糸でつなぎ合わせていく接合技術でタッセルの形にしていきます。仕上げ(forming)工程は、形を整える処理技術で仕上げていくのです。こうした工程を介しながら一貫して行うのがタッセルのタイイングです。


材料技術:素材とタッセルとの関わりをよく考える
加工技術:糸が持つ特質によって撚り合わせる状況を把握する
整経技術:素材にとってふさわしく、美しいと思える状態にする
接合技術:フォルムの形成や配色をデザインの視点でまとめる
処理技術:タッセルの目的に合った特徴を効果的に表現する


Noel 2011 Tassel ROIS - rosso
画像上:フィニアルにタフ・スカートを接合するラフパーツのスプーリング
画像中:バインドしたラフパーツをワイヤーでバインド
画像下:ラフにタッセルをハンギングしたタフ・スカート
編集履歴
第一版公開:2015.02.28
第二版公開:2015.07.31

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