ペア・フォーム

ペア・フォーム

「具」として数える二つで1対のセット

 タッセルの装身具化の流れをうけて、タッセルの垂れたピアスやイヤリングが花盛りですが、タッセルの流動性を取り入れたアクセサリー分野のトレンドなわけです。1点もののハンドメイド品としても扱われるようになってくると、いっそう装飾性を豊かにしていきたくなります。

タッセルの装飾性とフォーム
 一般に房糸を留め付けただけのシンプルなタッセルだけでは、どうしてもデザイン的な制限がでてくるものです。そのため留め具やチャーム等と組み合わせた様々なバリエーションに広がっていきます。タッセルづくりの視点で、アクセサリーの装飾性を高めるとともに、タッセルの新しい展開の可能性について考案したのが、縦巻き用のペア・フォーム(Pairs of form)です。
 フォームはヘッドに用いる視覚的な部品とは違って、タフスカートや襟飾りを直接留め付けるための芯材です。一般的なピアスやイヤリングの種類にもよりますが、留め具を含めて全長約10cmの範囲でドロップした場合、タッセルのフリンジまでが約8cm以内です。ペア・フォームは、タフスカートを小さく扱うための新しい尺度として、フォームの長さを約12mmとすることで、タッセルの全長はおよそ4cm〜5cmになる想定です。小さくてもたっぷりな房で飾り付けたタッセルを、耳元につくることができます。また同時に、タッセルピアス用のスプールも最小化しました。今後はカルトナージュ用のタッセルづくりへの応用が期待されるところです。

  • タッセル
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編集履歴
第一版公開:2018.01.12