タッセル&カルトナージュ「幸せの感嘆符」  Contemporary Japanese Tassel and Cartonnage
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タッセルの結び方

「締・束・着・節」四つの結び方

タッセルのための結び方

 一般的な結び方は、作業における実用的な結び方と、装飾を意図した結び方に大きく分けられています。本来タッセルも房飾りの結びとして、結びの材料の一つとして位置づけられているので、タッセルの結び方という明確なものがあるわけではありません。しかし現在は、タッセルを単独の装飾として捉えるようになり、タッセルをつくるための結び方も、基本型から応用までの結び方が必要になるわけです。私見ではありますが、基本的なタッセルなら一般によく知られる結び方で十分ですが、装飾の意図を拡げていくにつれ、タッセルに用いる結び方がバラエティに富んできます。


タッセルの結び方の概念

 一般的な結びは、用途に応じた結び方になっているため、タッセルはそういった結びを応用しなければ、用いることができないのが殆どです。実際にどこで用いたらよいのか、タッセルを作らなければわからない部分があります。それだけに“タッセルの結び方”は、タッセルの一部として考えなければならないユニット(タッセルを形成する結合単位)として捉えることです。そうすると、タッセルの形態に応じて結びを組み合せなければなりません。結び方とは、一定の規準で結びつける方法ですから、単独でも使用できる結び方を、タッセルに合わせて応用することが重要になるのです。


タッセルをつくる上で用いる結び方の機能には、「締・束・着・節」の結び方と機能があります。

締着:引き締めて動かないようにする
結束:結んで束にする
結着:結びとめる
結節:結び合わせて節をつくる


タッセルへの用いられ方

 コード等を撚り合わせると、糸を撚り合わせた末端の撚り戻りを防ぐために結節をつくります。この時の結び方は、オーバーハンドノット(ひとえ結び)やエイトノット(8字結び)等の作業上必要な結び方を用います。ハンギングコードにする場合は、掛け紐としてループをつくるために、一本の紐を輪状に回して結ばなければなりません。この結び方は互いの紐を固定するための結節をつくるつなぎ方になり、ウォールノット(露結び)をはじめとした各種の結び方があります。結び目は意匠の一部になるため節を現せる結び方になることです。
 ハンギングコードを房束と接合する段階の結び方は、房とコードを接合の仕方に応じて変わってきます。例えば、簡易に下げる場合はランヤードループノット(雲雀結び)を用いる結着法であったり、強く縛って固定する場合ならサージョンズノット(外科医結び)等を用いる締着法であったりします。
 房束にコードを接合できれば、房を束ねて形成します。これによりヘッドとスカートとに部位が分けられます。この時の結び方は、糸を束ねて動かないようにするため、ホイッピング(端止め結び)で仕上げる結束法を用います。

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編集履歴
第一版公開:2015.07.25

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