プレート形

Plate-shaped

 プレート形は、多角形を典型とした器皿のスタイルです。多角形の展開として、正五角形、正六角形、正八角形などを作成することができます。作例のノナゴン・プレートは、正九角形を元にした器皿です。元にする製図は、カルトンを用いて湾曲した形状にする“アーク・トラス”で、内反りした面板の集合体で構成します。作図によって得た部材を構造の段階で湾曲させて成形する部分製図です。

  • 部材
  • 成形

アークトラス
 カルトンを用いて湾曲した形状にする技術は、アークトラス(arc truss)形状という仕組みを基礎にします。元は橋や屋根の構造設計に関するトラス・アーチの構造理論なのですが、ここはカルトナージュづくりの視点から一言でいうと、カルトナージュの湾曲技術・技法といってよいかもしれません。丸いボウル状の皿や壺、筒等を仕立てる方法とは、カルトンを曲線状にしたり、平面から弓なりに曲げたり、曲面状に構成したりする意味の表現技術であろうと思います。

  • 二面図

編集履歴
第一版公開:2016.09.01