タッセル&カルトナージュ「幸せの感嘆符」  Contemporary Japanese Tassel and Cartonnage
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花形製図

花鍔形(はなつばがた)

花文を竪(縦の向き)に「刀のつば」を象った形

 花形は、箱の各片を花弁状に図案化した箱の典型ですが、特定の花を指す具象的な形ではなく、花を意味する汎用的な形になるのが主です。それだけに、花形のバリエーションは限られるため、和装化する上では、さらに花の形の工夫が望まれます。花文の形に意味を伴う図示表示として、新たに創作したカルトナージュ製図「花鍔形」をご紹介します。


「花鍔形」(はなつばがた)とは

 花鍔形は、花文を竪(縦の向き)にして「刀のつば」を象った形です。上下で等しい小さな円弧と、左右で等しい大きな円弧を組み合わせて、四方の各片を花弁状に図案化したものです。縦向きに用いると「竪四方花鍔形」、横づかいをすれば横四方花鍔形となります。四方各片の花文は「花菱」(はなびし)や「木瓜」(もっこう)を連想する形ですが、花鍔形の花文の全体印象は「楕円」を元に象っており、花菱形のように菱の各片を花弁状に図案化するのではなく、楕円形の各片を花弁状に図案化することで華やいだ形状をつくりあげるものです。


編集履歴
第一版公開:2016.01.30

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