折り

フォールディング・カルトナージュ

 布箱づくりは立体的な箱ばかりではなく、ノートやバインダー等の平面的に仕上げる造形まで広がります。「折り」を用いていろいろな形に仕立てていく形態をフォールディングといいます。フォールディングには「折りたたむ、折り重ねる」という意味があり、平面を折って形をつくる基本形式があります。

折りをヒンジで展開する技術的な課題
 フォールディングは、折りそのものをカルトナージュに適した形態にする難しさがあります。ヒンジをうまく折合わせたり、布地で包むんだときの、厚みによる緩衝を考えることが重要です。フォールディングは、上図のような形態ごとに、ヒンジの手法を組み合わせてつくることが大切です。フォールディングによって作られるカルトナージュには、形態が展開していく変化や動きがあります。折りでつくる手法が、一つの仕掛けになることが、フォールディングの魅力です。
 箱の蓋や扉を開閉する部分に、「ヒンジ」(蝶番:ちょうつがい)を作って可動できるようにします。平面的なフォールディングでも、カルトンのような厚い板状のものを、折り曲げることができないためヒンジを用います。ヒンジの用い方として、折り合わせたり、畳んだり重ねたりして物の形を作っていく、代表的な折り方を例示しておきます。

  • folding

編集履歴
第一版公開:2012.07.24
第二版公開:2016.02.15