Lesson8

Lesson 8 - 刺しゅう糸の活用術

刺しゅう糸でつくる小さなタッセル

 2010年に『LITTLE EMBROIDERY THREAD』と題して、刺しゅう糸を活用したタッセルの糸を主題に、刺しゅう糸の使い方を知る手掛かりとなるよう基礎的な読本の第一版を公開しました。糸とする素材は、繊維史と関わって昔より用いられてきた素材がほとんどですが、今もなおタッセルは、需要の少ない副資材品の扱いであり、今日の盛況なカルチャーのタッセル作りにでは、正当な素材の調達や取り扱いにおいて、多くの人が苦労している素材でもあります。誰しも房になってサラリとスイングするイメージを持ちますが、タッセルは様々な素材を用いて作る自由な創造性があります。合成繊維のみならず、木や枝、貝殻、石、ガラスにまで、房として束ねられる素材なら、幅広く楽しむ事ができるものです。
 タッセルをカルトナージュの装飾品として設えたいというニーズに基づいて、誰にでも身近な刺しゅう糸を用いて作るための素材基礎知識として述べました。タッセルの中でも、カルトナージュという限定した用い方におけるスケールは、これまでのタッセル作りでは解説されていない領域でした。それだけに刺しゅう糸の本来用途とは異なる用い方をする上で、どのような使い方があるのかについて、小さなタッセルのための刺しゅう糸活用術の一編としてひもときました。


LESSON



編集履歴
第一版公開:2010.07.07
第二版公開:2011.10.01
第三版公開:2013.04.04
第四版公開:2016.09.07