Lesson 1-5 蓋箱の組み上げ方

化粧紙とカルトンの配置

 蓋箱の展開図に内装紙を化粧張りし、折り組み上げ式で組立てを行います。化粧紙の柄の位置を考えた上で、蓋の展開図に合わせて紙取りしておきます。下図例では、蓋箱の内側中央にパターン柄の一部が見えるように位置取っています。パターン柄に上下や方向がある場合は、柄の位置取りによって蓋の向きが決まります。カルトンと化粧紙の合わせ位置を取る場合は、化粧紙の表面にカルトンを置き、天面の五角形の各頂点にプッシュピンやニードルで穴を開けておき、裏から貼り合わせるための見当位置をつくるとよいでしょう。

  • 紙取り
  • 柄取り

内装紙の貼り合わせと角のカッティング方法
 カルトンの裏側(内側に折り曲げる面)全てに接着剤を塗布し、化粧紙の裏面と貼り合わせます。ズレると箱の側面が歪んで形成されてしまい、被せのバランスが悪くなってしまうため注意しておきましょう。各辺に沿って全ての余紙を裁ち落とす。側面小口の中心から切り込みを入れます。側面小口に沿って2mm巾の巻き返しを残してV字にカットし小口先の角紙を裁ち落とします。巻き返し部分に接着剤を塗布し、平ベラで起こして小口と接着し全ての辺を小口に巻き返します。

  • 配置
  • カラス
  • カット
  • 角落とし
  • 糊さし
  • 貼り

フォールディングの折り起こしと組み立て方
 側面を内側に折り起こす場合は、内側の折り目は紙が浮くため、必ず平ベラで内側の折り目を押さえながら、全ての側面を起こしていきます。側面は隅接ぎをするため、カルトンの小口(内側角)に接着剤を塗布します。このとき極細ノズルの接着剤が便利です。接着剤の特徴から、必ず接着する両面に塗布することが重要です。また、直ぐに貼り合わせないで、必ず5分〜10分乾燥させます。白色の接着剤は乾燥するに従って透明になって硬化します。乾燥していくにつれて、透明に変化し始めた頃合いで合わせます。接着剤の特質には、接着力が最も高くなるポイントを持っています。塗布直後の接着よりも効果が高いのです。隅接ぎは、接着面ではないカルトンの小口を合わせるため、正確に合わせることが重要です。ここがズレると箱の側面が歪んで形成されてしまい、被せのバランスが悪くなってしまうため注意しておきましょう。
 必ず折り目を平ベラで押さえる。全ての側面を折り起こします。必ず両小口角に接着剤を塗布すること。隅接ぎで合わせることが重要です。輪ゴムで上下2箇所を固定して接着硬化を待つ。内側の貼り合わせ箇所を正確に点検しておきましょう。

  • 折り
  • 起こし
  • 接ぎ
  • 角接ぎ
  • 成形
  • 乾燥

編集履歴
第一版公開:2009.07.27
第二版公開:2009.09.30
第三版公開:2014.12.30