Lesson 1-1 材料と道具

ペンタゴンボックスの材料

 製作に必要な材料は、A4サイズにまとまる材料設計にしています。道具は一般的なカルトナージュ道具を用いますが、マストアイテムにも注目!

POINT外装(蓋箱):プリントクロス/1枚(使用例は綿100%布 捺染も日本製)
POINT外装(身箱):イタリアンペーパー/1枚(使用例はイタリア製)
POINT内装(蓋箱と身箱ともに):イタリアンペーパー/2枚(使用例はイタリア製 ROSSI社)
POINT台紙(蓋箱と身箱ともに):カルトン・ボワ/2mm厚を2枚

※上記の各材料の大きさは正方形サイズで取ります。
※台紙の代用は、カルトン・グリ(グレー台紙)/2mmです。
※イタリアンペーパーの代用は、ラッピングペーパーです。 ★内装の裏打ちは用いません。ナチュラルメイクで勝負です!
★水貼テープ(クラフトテープ)は使いません。接着オンリー補強なし!
  • 材料
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製図用具と製作の道具立て

POINTコンパス、三角定規、直定規(金尺ものさし)、曲尺、筆記具(ペンシル)
POINTカッター& マット、平ヘラ、角ヘラ、スプーンヘラ、紙はさみ、裁ちはさみ、テープメジャー
POINT接着剤・用具:EVA、、糊皿、筆洗、ナイロン製糊刷毛(14Fサイズ)
POINT輪ゴム(4本)

※接着剤は木工用ボンド(酢酸ビニル樹脂エマルジョン)でも可
※圧着・定着用に用いるヘラは、角ヘラだけでも可
  • 材料
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伸延コンパス、大型の三角定規セット、ものさしとカッター定規を両立する金尺
  • 材料
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五寸指矩、ペンシルホルダーセット、プラスチック製フィルム用平ヘラは化粧張り必須アイテム
  • 材料
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輪ゴムは接着固定に便利。接着剤はカルトナージュ用中性のり。極細ノズルのクラフトボンドは必須アイテム

「節約カルトナージュ」するなら
 自宅ストックものでまかなう、節約カルトナージュとして策定した経緯から、端切れや包装紙でも代用できる製作です。当時の生地は、端切れ箱にあるサンプル生地の中から、合いそうな柄物を引っ張りだしてきました。内装材は、ラッピングの残紙を使って、布と紙をミックスするヨーロピアン仕立てです。ラッピングペーパーは、薄くて腰があり引っぱりに強い特徴があります。ステーショナリーには最適な用紙です。ラッピングペーパーがなくても、商品包装紙をリユースするのもよしです。柄や色をコーディネートするとぐっと良くなりますが、生地と紙を揃えるのは難しいので、あまり気にせず“好きなように組み合わせてみる”ことです。

「布・紙」材料調達のポイント
 布地と紙の柄を考えるなら、形と作り方に関わる材料調達のポイントを押さえておきましょう。プリント柄で留意すべき点は、リピートとスケールです。プリント柄のリピートには方向性があり、パターンの使い方が定まるものと、自由に扱えるものとがあります。下図左)のように、どのような方向からでも、パターンが一定に映る使い方ができるものや、下図右)のパターン方向が一定にリピートすると、左図のような箱に化粧張りした場合には、プリント柄の見え方が逆さや斜めになる面が必ずできるため、クロスの使い方と箱の構造方向を合わせた、柄の用い方と貼り方をすることが大切です。次に、プリント柄のスケールは、箱の大きさを構成する面に対する柄の比率です。具象的なモチーフの場合、折面で柄が自然に切れたり、見え方のバランスが悪くなったりするものです。
 課題モチーフには、二種類の化粧張り方法を学習のために盛り込んでいます。一つ目は、パターンの使い方が自由にできる場合の、底面から包み上げる方法。二つ目は、パターンの使い方が定まる場合の、底と側面を分けて貼る方法です。

  • 身箱
  • 巻貼り
底面から包み上げる化粧張り方法。底と分けて側面を巻き包む方法

編集履歴
第一版公開:2009.07.27
第二版公開:2009.09.30
第三版公開:2014.12.30